top of page

企業成功事例


様々な問題解決の支援をさせていただいているG&Dコンサルタンツの蠣崎です。


本日は、私がコンサルタントとして支援させていただいているクライアントの

成功事例を共有させていただきます。


(目次)

1.現状把握の実施

2.経営理念・経営ビジョンの浸透

3.会議体の見直し

4.評価制度導入

5.社員面談を定期的に実施


●事例企業

 売上高:2億円→10億円

 営業利益:▲300万円→8000万円 



1.現状把握の実施 

 

 経営コンサルタントとして経営改善を進めていくにあたり

まずは現状把握を行います。


(現状把握のために実施すること)

①財務分析・収益分析

②部門別の現状分析

③得意先分析・外注先分析・仕入先分析

④営業手法分析・業務フロー把握

⑤会議体確認(内容・課題)

⑥給与制度確認

⑦社員面談(組織課題・社員の考えをヒアリング)

⑧社員アンケート調査


初めに上記の調査を徹底的に行うところからスタートします。

事例会社では、色々と改善方法を考えている社員がおりましたが、

古い体質がはびこっており、結果的に「優秀な社員のモチベーションが

下がっている」という課題が散見されました。


(その他課題)

・会議は報告会であり建設的な意見交換がされていない。

 (社長や管理者が一方的に伝えるのみ)


・何をしたら給与が上がるのか不明確。


・理念は社長がたまに伝えているが、社員に対しては

 「馬の耳に念仏」状態。


など…様々な課題があることが調査により明らかになりました。



2.経営理念・ビジョンの浸透 


 上記課題を解決するために、初めに行ったことは「改善方針」を

明確にし、全社に伝えることを実施しました。


また、改善方針を伝えると共に経営理念の重要性・ビジョンについて

第三者目線で「解説」を行いました。


その後は、全体会議時や問題が起こった都度、理念やビジョンから

考えるように意識づけをすることで、少しずつ浸透を図っていきました。


3.会議体の見直し 

 

 現状課題を改善するために、理念・ビジョンと同時並行で会議体の

見直しを進めました。


(既存会議)

 ・全体会議:報告会

 ・管理者会議(機能している?)


(変更)全ての会議に蠣崎も参加

 ①全体会議

  →報告+ディスカッションや自己啓発研修

 ②管理者会議

  →業績報告と決算予測をベースに対策検討

  →単年の事業計画達成のための課題抽出を調査時に行っているため、

   改善課題のPDCA管理

 ③部門別会議

  →部門課題改善のための対策

 

 上記取り組みを行うことで、少しずつ運営が機能し始めて

いきました。


 社員主体の会議運営を行うことで、新たな課題も浮き彫りになります。

その課題を1個1個解決していく活動を徹底的に行っていくことで、

会社の課題が少しずつ「自分事」に変わっていくのが見えるように

なっていきます。


※企業によっては、会議が多いという不満が社内で発生する

 ケースもありますが、確固たる信念があれば問題ありません。


※確固たる信念:中小企業において会議の意義

 →決め事を決めるとともに社長の想いを伝えることです。

  決め事も大事ですが、むしろ社長の想いと社員の

  想いをすり合わせることが一番重要ではないかと思います。



4.組織改定と評価制度の見直し

 

 一番初めの調査時に社員面談とアンケート調査を実施することにより、

現在の管理者に課題があることが明らかになりました。


そこで、現在の管理者と打ち合わせをして、改善方針の推進は

可能か?という確認をすると「自分には自信がない」という

言葉が出たため、「やる気のある次の層が上に上がっても良いか?

と確認をしたところ、「OK」が出たため、組織改定を行いました。


※既存の管理者のモチベーションも気にする必要があるため、

 ポジションは暫くは現在の状況で昇格のみで対応しながら、

 少しずつ新たなポジションを作っていく…という慎重な対応を実施。


 組織改定と同時に評価制度を見直し、やる気がある人が昇給しやすい

仕組みに変えていくことで、若手が少しずつ活性化していきました。


5.社員面談を定期的に実施


 経営改善を進めていくにあたり社員面談を実施することは

非常に重要となります。


①社長や管理者と共に実施 or ②私と1対1で実施する。


定期的な面談の何が良いかというと、


①では社長や管理者の想いと社員の想いのすり合わせができる。

②では社長の前では本音で語れない部分をコンサルタントには

語ることができる。


また、①、②ともに社員面談=社員教育の場となります。


中小企業の社員はどうしても、日頃の状況に

一喜一憂し、昨日までは不満がなかったのに、急に不満を

持ち始めることが多くあります。


不満を述べる社員には、内容によって当事者として

改善活動を共に進めるなど、「文句を言うばかりではなく、自分で解決する

という教育を進めていくのです。


また、社員は隣の芝が青く見え、友人などから聞いた情報に

流されるケースが多いですが、そこでも教育です!


「コンサルタントとして、たくさんの会社を見ているが

 問題のない会社はない!」ということを教えていくことで、

 少しずつ考え方を教育していく場となります。


※精神論だけではなく、時には周辺地域でよさそうに見える会社の

 良くない事例なども活用しながら(帝伝えるデータ等で分析)


このように、社員面談を通じて社員が何を考え、何を求めているのか?

ということを理解し、社長の方針とすり合わせをしていくことで、

企業は伸びていくものです!



上記は一部の事例ですが、今まで関わってきた会社のほとんどが

同じような課題をお持ちです。


お読みいただいた企業様においても同じような課題がありましたら、

参考にしていただけますと幸いです!



ご不明点などがございましたら、ご相談ください。

無料相談にも対応しております!

Commentaires


bottom of page