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経営に必要な数字について



本日は「経営に必要な数字」に学んでいただきたいポイントについて記事に記載させていただきます。


(目次)

①経営において、なぜ数字が必要なのか?

②決算書を見るポイント

③数字は因数分解


①経営において、なぜ数字が必要なのか?


経営者はなぜ数字を見る必要があるのか?


答えはシンプルで、会社の課題点がわかるから数字が必要なのです。


自分の身体についても、定期的に健康診断を行い、体重がどうか・尿酸値はどうか・ガンマgtpはどうか等…数字を見える化して問題点を洗い出してから健康に対する対策をしていると思います。


経営についても全く同じことが言えます。

ただし、数字の課題点を見出すためには様々な情報をとる必要が出てきます。


(課題発見のために最低限把握すべき情報)

1.自社の3期分の決算データ(貸借対照表・損益計算書)

 →簡単な見方については、下記に記載させていただきます。


2.月次推移表(損益)

 →損益推移表を見ることで数字の違和感を発見することが可能です。

  毎月翌月15日までには試算表を作成できる体制を整えることを推奨します。

  (やり方がわからなければ、ご相談ください)


3.昨年対比損益

 →昨年対比の累計実績を比較することにより、利益率や固定費の違和感を発見することが可能です。


4.競合他社情報

 →帝国データバンクより、競合他社(ベンチマーキング企業)の数字状況を把握し、自社の数値と見比べる 

 ことを推奨します。


上記は経営判断をするために、最低限必要な情報となります。

逆に上記情報がなく、経営をされている場合は要注意です!!



②決算書を見るポイント


【貸借対照表:簡易図】












貸借対照表で見るポイント…


貸借対照表を簡単に図で表すと上記図のとおりです。

貸借対照表において最低限押さえておいていただきたいポイントは下記指標となります。



(BS指標:最低限押さえる)

①手元流動性:(現預金+1年以内に換金できる有価証券)/ 月商  基準:1.5ヵ月以上(業界により異なる)

②流動比率(%):流動資産÷流動負債   基準:150%以上(業界により異なる)


 ※①、②は資金繰りを見る上で非常に重要な指標となります。 


③自己資本比率(%):純資産÷資産合計 基準:30%以上(業界により異なる)

 →企業の体力を表す指標



【損益計算書(簡易固変分解後)】






























(PLポイント)
















③数字は因数分解


 企業で扱う数字については、できる限り「因数分解」をすることをお勧めします。

細かく分解をすることによるメリットは、「①課題点が明確になる 」「②考える力が身につく」という点です。これは社員教育にもつながります。


(例)

①売上高

 客数、客単価、リピート率、提案数、成約率、流入経路別数字、営業社員別数字、商品別売上、顧客別売上


②利益率

 商品別、顧客別、金額ライン別、部門別、限界利益率、売上総利益率、営業利益率、営業社員別


③人件費関連

 一人当たり生産性(付加価値÷社員数、付加価値÷総労働時間 等…)

 人時生産性、製品当たり人件費、労働分配率  


④その他の指標

 科目別売上構成比、広告効果(CVR(コンバーション率)、CPA(コンバーション単価)、リーチ数)

 不良率、クレーム件数、生産リードタイム 



 等…会社によって異なりますが、様々なポイントで目標設定(KPI(重要業績評価目標))を行い、社内で管理していくことにより、数字が改善していきます。



数字を良くするためには、意識づけが非常に重要です。

どの指標を使って、どの指標を社内全体で意識し、どこに向かうのか?


数字を明確にすることと、しないことでは結果は雲泥の差となります。



今回は数字についての一部のポイントを記載させていただきましたが、

経営において数字はMUSTとなりますので是非活用いただければ幸いです。



二宮尊徳の名言

 「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」 


※つまり、道徳と数字が重要であるということです。

 渋沢栄一さんの「論語と算盤」も同じことを伝えられております。



是非、数字と向き合い、数字による教育を行い、良い会社づくりを目指してください。

ご不明点がありましたら、ご相談ください。



宜しくお願いします。

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