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小手先のやり方ではうまくいかない

経営戦略課題・組織課題・管理者教育・社員教育・財務面など様々な

問題解決の支援をさせております、


G&Dコンサルタンツの蠣崎です。

(ジーアンドディーコンサルタンツ)



私は今までに経営相談等も含めて関わった企業数は200社以上、

関わった社員様の人数は2000名以上と関わってまいりました。


その中で、よく見る悪い事例のご紹介します。


【目次】

①小手先でうまくいくと思っている経営者が多すぎる

②物事には本質があるため、思考する能力が重要



①小手先でうまくいくと思っている経営者が多すぎる


 私がコンサルタントとして、色々な経営者と話をしていて非常に多い質問です。


「蠣崎さん。何をしたら儲かりますか?」


私の答え

「トレンドはありますが、長期的に儲かるものはありません。

 儲かる会社か儲からない会社かがあるだけです。」


一番わかりやすい直近の事例が、タピオカではないでしょうか?

流行りに乗って、タピオカを始めましたが、継続して儲かっている会社は

稀だと思います。


継続して儲かっている会社は、違う商品を開発したり、

別の付加価値を生み出したりといった努力をされているかと思います。


つまり、廃業した店との差は「企画力・開発力」の差なのです。


上記のやり取りや、経営者の経営に対する想いなどを伺っていると、

経営者が普段、色々と考えて実践している社長かそうでないかはすぐわかってしまいます。


上記のような社長の多くは「HOW TO(やり方)」を追い求め、小手先の情報収集を

一生懸命行っております。


しかし、うまく結果につながらずに悩まれているケースが多いのではないでしょうか?

結果的に、尻切れトンボになってしまい、また新たな仕組みを探してまた導入する、そして

また尻切れトンボになる…というように負のスパイラルに陥ります。


結果的に社員からは、

「また社長がセミナーで学んできたことを始めたよ。

 どうせすぐなくなるから適当にやっておこう。」


となることが、安易に想像がつきます。


(例)

 ・経営理念の作成

 ・評価制度の導入

 ・○○会議を行う

 ・5S活動の実施

 ・環境整備(車内清掃・社外清掃など)を行う

 ・業績管理システムの導入


 等…


行動することは、もちろん何もしないよりはプラスになりますが、

せっかく行動する意欲があるのに非常にもったいないな…と感じます。


行動するのであれば、考えるための統計をとるために行動するなど

目的意識を持って行動することをお勧めします。


それだけでも、結果は違ってくると思います。



②物事には本質があるため、思考する能力が重要


 継続的に儲かっている会社はなぜ儲かるのか?


それは、儲かる社風がそこにあるから儲かるのです。

もう少しかみ砕いて説明すると、


①代に合わせて少しずつでも変化していること、

②社員に変化する重要性を理解してもらうために、

 経営者が社員に重要性を伝えていること。


また、伝える経営者自身も変化をしていることや物事の本質を

考えて行動していることが大事です。


例えば上記小手先の事例で出てきました


評価制度」は評価制度を導入することが目的ではなく、

評価制度により、

 ・何をやれば自分自身は評価されるのか?

 ・評価基準に基づき、頑張る人が評価されやりがいを持てる評価

 ・評価の理由をしっかりと本人に都度伝えられること


等…評価制度は作った後が非常に重要です。


私の推奨する評価制度は「技術面」における評価ももちろんですが、

会社の価値観「社是や社訓」を評価してあげることも重要だと思っております。


(例)伯方の塩

【経営姿勢】

 一.品質、コスト、サービス、スピードにおいてベストを尽くします。

 一.従業員のレベルアップを図ると共に、従業員が安心して働く

   職場を作ります。

 一.健康最適塩を探求して製造し続けていく為に必要な適正利潤は

   確保します。 


【行動規範】

  一.常に感謝の心を持ち、正直で正確な行動をします。

  一.仕事にやりがいを見つけ出し、喜びをつくり出します。

  一.工夫を重ねて、より高い水準を目指します。


また、製造業では5S活動をされることが多いと思いますが、

何が目的でやっているのか?


答え:5Sにより知恵が養える、気づきの心が養える、品質へのこだわりを養える

   会社へのプライドを養える


   等…色々な観点でプラスがあります。


上記の通り、ただ5S活動をやるのではなく、目的意識をリーダーが理解し

語り、浸透させていくことが儲かる社内風土をつくります。


よって、小手先の手法ではなく、本質を理解し思考し伝え、改善していくこと

こそが最強の会社を構成することができます。



コンサルタントとして、社長が行っている改善策を

かみ砕き一般論と合わせて社員に伝えることで社内が活性化する事例も多々あります。



従いまして、色々とやっているがなかなか社員に伝わらずに悩んでいる…

そんな社長は一度ご相談をいただけますと社内浸透のお手伝いができるかと思います。


宜しくお願いします。




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